FXチャート、スキャルピング、デイトレ手法③
・MTF(マルチタイムフレーム分析)
・フォーメーション(ヘッドアンドショルダー)
6/1のトレードについて、ご紹介します。
15分足で環境認識を行います。大局的にみて、相場の方向性(上昇か?下降か?)とトレードの優位性を図ります。
1、環境認識
①ヘッドアンドショルダー(三尊)
フォーメーションの一つになります。
フォメーションとは、過去に幾度となく発生した値動きのパターンです。
その中で、ヘッドアンドショルダーは勝率、優位性が高い鉄板パターンです。
ヘッドアンドショルダーは、相場の方向性の転換時にみられます。
上記のチャートは、上昇から下降に転じるチャートになります。
上記のチャートを逆さまにしたチャートを逆三尊と呼ばれ、下降から上昇に転換するチャートパターンになります。
ネックパターンをブレイクしたポイントが、エントリーの第一の根拠となります。
②時間帯
別記事でご紹介しました優位性がある時間帯であるニューヨークタイムの初頭
日本時間の21時から22時は、過去この時間を起点に40pipsから100pipsの値動きが発生しています。
ニューヨークタイムの初頭の時間帯であることが、第二の根拠です。
③移動平均線「トレンド」
期間75の単純移動平均線を価格が下抜けした長期足のトレンドは、下降トレンドに移行したことを示唆します。
これを第三の根拠となります。
2,エントリーポイント
執行足5分足にて、エントリーポイント、TP(利確ポイント)、SL(損切ポイント)を決めて、エントリーする優位性について判断します。
①移動平均線「トレンド」
期間75の単純移動平均線を価格が下抜けした長期足のトレンドは、下降トレンドに移行したことを示唆します。
②TP,SLの設定「リスクリワード」
・TP「利確ポイント」
ニューヨーク時間は、40pips以上の利益が期待できるので、オレンジラインのサポートラインを利確ポイントに設定します。
・SL「損切ライン」
損切ラインは、期間75の移動平均線に設定します。
約7pipsを損切ポイントとします。
・リスクリワード
リスクリワード1:2以上であれば、エントリーするに値するトレードと判断します。
SL 7pips:TP 43pips=1:6
エントリーする条件を満たしていると判断できます。
③エントリー
・期間10の移動平均線にタッチ
期間75の移動平均線を下抜けした後、価格が上昇し、期間10の移動平均線まで戻り、陰線に転換したタイミングでエントリーします。「戻り売り」
3,トレーリングストップ
エントリーポイントと同様に大切な運用技術は、損切、利益確保の技術です。
重要なサポートラインを下抜けして20pips以上の含み益になった時点で、SLを10pips利益になるポイントまでSLを移動して、含み益10pipsを確定します。
後は、TP又はSLで決済されるまで、そのまま放置です。
結果としては、43pipsで利確で決済となりました。